不動産営業マンは、物件を売るためならどんな嘘もつきます。
物件を売る事が目的の為、物件を売れば後は知らんふりです。
物件を売るためなら手段を選びません。
最近では、家に押し寄せて恐喝するなどの事件も発生しました。
それくらい悪徳な業界だという事です。
今回は、不動産営業マンが説明の中で話さない事実について、ご説明しようと思います!
これから不動産投資を始めようとしている人なら、これらのことに注意して話を聞きましょう!
不動産営業マンが説明で話さない事
不動産営業マンが説明で話さない事
- 不動産取得税
- 都市計画税
- 市場の平均価格
- ローンの返済額
不動産取得税
物件を購入する際に、不動産取得税というものが発生します。
固定資産税評価額 × 4%の計算で算出され、物件を購入してから半年後くらいに請求がきます。
不動産営業マンは、利回り説明の際にこの不動産取得税について説明しないことが多いです。
書面で記載している例は少なく、ボソッと口頭で告げられることが多いため、基本的に不動産について詳しくない人は聞き逃して、後から聞いていなかったとトラブルに発展するケースが多々あります。
利回り計算の際には、しっかりと不動産取得税についても計算しましょう。
都市計画税
不動産を購入すると、毎年かかる税金として『固定資産税』が存在することはご存じだと思います。
しかし、固定資産税とは別に『都市計画税』も発生することはあまり知られていません。
不動産営業マンは、固定資産税の話はしても都市計画税については話さないことが多いです。
なぜなら、都市計画税の存在が世の中的にあまり知られていないため、少しでも利回りを大きく見せたいからです。
物件価格に応じた金額が発生するため、しっかりと計算しましょう。
市場の平均価格
勧められている物件とその周辺で売られている物件の価格や家賃相場を比較してみてください。
ほとんどのケースで上乗せされている事実に気づきます。
中でも新築であれば、数百万単位のプレミア価格が上乗せされているため、利益はありません。
一度持ち帰って周りの物件と比較し、相場感を掴みましょう。
ローンの返済額
利回りの計算には、ローンの返済額も考慮しましょう。
最近ではスルガ問題などで、銀行からの不動産投資の融資が厳しくなっている現状です。
そのため、金利も高くなってしまうので、その分も加味した実質利回り計算をしなければ赤字のキャッシュフローとなります。
この説明をしない営業マンは言語道断です。
まずは、最低限の知識をしっかりと身につけましょう。
まとめ
ほとんどの不動産営業マンは、相手が無知だと判断した場合に全ての料金を説明することはないと言ってもいいでしょう。
中には正当に説明してくれる営業マンもいますが稀です。
私が不動産の話を聞く際には、こちらから聞かないと出てこないような費用が多々ありました。
その他、不動産関連の仕事をしていないかや、家族構成についても色々聞かれました。
売れ残っている物件の売り文句は、『年金対策』や『節税対策』と不動産投資の一般的な話しかせずに、物件に対するキャッシュフローの話などは一切しません。
なぜならキャッシュフローが出ない物件では細かい計算をすると赤字となってしまうため、あえて融資期間を長くしたり表面利回りだけを説明する営業マンが多い現状です。
不動産営業マンは売るためならどんな嘘もつきます。
『この物件は今日で3人のお客様から問い合わせがありました。』
『特別あなたにだけお教えいたします。』
そんないい物件があったら、業者が買うに決まっています。
わざわざ向こうから押し付けてくるような物件は、何かしらの落とし穴がある事に気づきましょう。
しっかりと知識を身に着けた上で、不動産投資を始めましょう!