
「今日から社内の人間に対するメールの挨拶は『お疲れ様です』を使用するようにしてください。」
先日僕は上司からこのように告げられました。
ビジネスマナーとして社内では
「お疲れ様です」というのが正しいというものの、新人3年目の僕は少し抵抗感を抱きました。
確かに社内において、面識のある上司や幹部社員に対して「お疲れ様です」と言うのは特に違和感ありません。
しかし、文面ではどうでしょうか。
例え社内であっても面識のない上司に対していきなり「お疲れ様です」というのはどうだろうか。
ましてや、役員クラスの人間に対しても「お疲れ様です」と記載するのは失礼だと思われないかと心配になってしまいます。
これが対面であれば、社内の人間に対して「お疲れ様です」は抵抗ありません。
ビジネスマナーといえ、相手に嫌悪感を抱かせない言葉を選択する必要があると感じています。
本日は正しいメールでの挨拶について、理解しておきましょう!
社内で「お世話になります」はNG!

結論からいうと、社内の人間に対して「お世話になります」はビジネスマナーとしてNGです。
社内であれば対面はもちろん、電話やメールにて「お疲れ様です」を使用するのが基本です。
「お世話になって」という言葉の本来の意味は、「援助をうける」という意味です。
そのため、社外や取引先において用いられるのは、これから援助を受けさせてもらいますというのが本来の意味です。
ところが、本来の意味は薄れ、今ではビジネスの挨拶として定着してしまっています。
社内では「お疲れ様です」が基本

社内では基本的に「お疲れ様です」を用いるのがビジネスマナーの基本となります。
または、時間帯によっては「おはようございます」を用いても構いません。
面識のない上司や社長相手でも「お疲れ様です」で問題ありません。
まとめ

⇒面識のない社外の人間に対して
『お疲れ様です』
⇒社内であれば共通の挨拶
普段何気なく使っている挨拶でも、知っているのと知らないので印象が全く違います。
いくらお偉いさんに対して新人が「お疲れ様です」と言っても問題ありません。それが正しいビジネスマナーです。
「お疲れ様です」と言われて不機嫌になるような上司は、ただ単にビジネスマナーに欠けている人間だと思いましょう。